ヨコエビがえし

徒然なるままにヨコエビ(gammaridean amphipod)を愛でる。主に活動の進捗報告。 ※当ブログの画像や文章を転載される場合は出典を明記願います。また商業利用の場合は事前にご連絡願います。

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2026年5月5日火曜日

宇野太郎伝(5月度活動報告)

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   日本ヨコエビ研究の祖というと、誰が思い浮かぶでしょうか。永田樹三?岩佐正男?アナンデールやタッターソール、あるいは入江春彦やシーボルドを挙げる方もいるかもしれません。  個人的に、日本初のヨコエビ研究者といえば宇野太郎だと思います。当時の東京帝国大学理科大学 (東大大学院理...
2026年4月28日火曜日

端脚類に世界はどう見えているか(4月度活動報告その3)

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 ヨコエビは眼柄をもたず複眼が頭部の外骨格に埋没しています。身体の姿勢をそのままに眼をあちこちへ向けて情報を得ることができないため、基本的に視覚に頼った生活はしておらず、眼はよくないと言われます。  種によっては「複眼を失っている」ものもいます。ヨコエビの「無眼種」は往々にして伝...
2026年4月26日日曜日

かくれんぼ展(4月度活動報告)

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    足立区生物園の企画展 でトゲワレカラが展示されているとのことで、見に行きました。 卒研時代のとあるラボ生の勤務先なんですよね。 ポスターにワレカラは描かれてないんですよねぇ…  「かくれんぼ展」としては他にナナフシとかナナフシとかもラインナップされているのですが、海に接し...
2026年4月1日水曜日

2026年4月1日活動報告

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  カイコウオオソコエビは独自のセルラーゼをもち、また体表にアルミニウムを凝集するという研究があります。エネルギーやレアアースの確保に苦慮する島国日本に、これらの性質が希望をもたらす可能性があります。   こちらの資料 では、官民学一体で海底資源の確保に動いていることが分かります...
2026年3月6日金曜日

2026年のヨコエビギナーへ(文献紹介第十二弾)

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  今年もヨコエビの知見を得るのに有用な文献を紹介します。過去の実績は こちら にあります。 イチオシ — 吉村比呂・富川光 2025.端脚類(節足動物門:甲殻亜門)を用いた生物分類教材開発に向けた標本観察方法の確立. 広島大学大学院人間社会科学研究科紀要 教育学研究 , 6 :...
2026年2月23日月曜日

パンダヨリパンダ(2月度活動報告)

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    一昨年にパンダメリタヨコエビ 、 昨年ヨリパンダメリタヨコエビ が記載されたことは記憶に新しいですが、これらパンダ柄メリタがジャイアントパンダ去りし和歌山県で生体展示されているとのことで、見てきました。 すさみ町立エビとカニの水族館  実は初訪問となります。白浜の臨海実験...
2025年12月27日土曜日

2025年新種ヨコエビを振り返って

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   今年もヨコエビの新種です。メリタヨコエビ科に新属が建っていますが、本稿では新種記載を含む論文のみ扱います。また、日本近海からワレカラの新種が記載されていることは把握していますが、本稿ではヨコエビのみとりあげます。 ※2017年実績 ※2018年実績   ※2019年実績 ...
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