昨今注目を集める昆虫食ですが、ヨコエビ界隈でより進んだ動きをご紹介します。
ドイツの淡水生物飼育業者が立ち上げたビジネスとのことで、日本法人のHPによると以下の通りです。
何らかのヨコエビに柑橘類の性質を持たせるというバイテク企業ですね。ヨコエビの種類は分かりませんが Gammarus属の何かしらでしょう。
SF映画だと間違いなく人を食うバケモノが誕生する前フリですが、今のところ離島に作られた研究所に人が閉じ込められたり、地下研究所に保管されていたサンプルが盗まれたりはしていないようです。
色々な種類を開発中とのことで色々な画像が載っています。たとえば、
体節がかなり見えにくくなっています。付属肢はほとんど退化しているようで、複眼も見えません。ただ、ヨコエビらしい独特な背中の丸み等が見て取れます。
従来は飼料として、あるいはせいぜい干しアミのような用途しか望めなかったヨコエビが、フルーツとしてスイーツ業界に殴り込みをかけるというのは、胸のすく思いがします。将来はこたつに入って食べるのがヨコエビ、なんて日常がやってくるのかもしれません。
というわけで、今年もエイプリルフールでした。
ブランド名の「ApFlohkrebs」は、ドイツ語の「Apfelsine(オレンジ)」と「Flohkrebs(ヨコエビ)」を合わせた造語です。