2023年11月11日土曜日

文化端脚類学 in デザフェス(11月度活動報告その2)

 

 今やアジア最大級のアートイベントになったという「デザインフェスタ(デザフェス)」に、端脚類モチーフの作品を出展するブースがあると嗅ぎつけ、偵察に出かけました。


いつぶりかの国際展示場

 開場からやや遅らせて到着しましたが、すごい人手です。これだけの人の目に端脚類が触れる可能性があるかと思うと、滾りますね(?)。


 予め目星のブースを選定して移動コースを想定していましたが、実際に会場へ足を踏み入れると人の流れが凄まじく、マークしてなかったブースに魅力的な品があったり、公式HPに記載されていない作家さんの出展を見つけたり、やはり計画通りにはいきませんでした。


捕獲結果(ごく一部)。


 端脚類をモチーフにした品を扱うブースはやはり当初の見立て通りでしたが、等脚類など他の甲殻類については他のブースでもぽつぽつと見つけました。


「かすみそう」さんの消しゴムはんこ(ワレカラほか)。
印影が美しいのもそうなんですが、
削り跡に迷いがなく活き活きとしていますね。


「むせきつい屋さん」さんのクリアファイル(ヨコエビとワレカラ)。
かなりかわいいですが体制はわりと正確ですね。



 マニアックな生物として扱われている状況は変わっていないようですが、そもそもこういった場に上げられる機会すら今までほとんどなかったわけで、かなりの躍進と思えます。

 これまで、ワレカラの革製キーホルダーアカントガンマルスの革製ポーチとか、ダイダラボッチのネクタイピンとか、雑貨が販売されていた経緯がありますが、安定した流通には至っていないようです。今後も繰り返しモチーフとして使われていくとありがたいですね。

 

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