2026年4月26日日曜日

かくれんぼ展(4月度活動報告)

 

 足立区生物園の企画展でトゲワレカラが展示されているとのことで、見に行きました。


卒研時代のとあるラボ生の勤務先なんですよね。



ポスターにワレカラは描かれてないんですよねぇ…

 「かくれんぼ展」としては他にナナフシとかナナフシとかもラインナップされているのですが、海に接していない地域の施設でワレカラの生体展示というのはかなり攻めていると思います。


オゴノリ Gracilaria にトゲワレカラ Caprella scaura。コレ即ち最強。


 聞くところによると、この水槽は企画展のためのもので期間が終われば撤収してしまうとのことですが、これまで担当者が工夫を重ねて累代飼育のノウハウを蓄えてきたとのことで、引き続きワレカラの観察は続けていくようです。今後も何らかのかたちで展示し続けてくれるとありがたいのですが。


トゲワレカラ抱仔メス(白丸内)


 アマモ水槽にはウミミズムシ gen. sp. とタナイス fam. gen. sp. がいましたが、他の水槽含めてイソヨコエビ属を見つけることはできませんでした。今後の課題とします。


深海生物パネルにいたダイダラボッチ(ブレブレ)

 ワレカラは複数個体が抱仔行動を行っていて、海藻に紛れる生態のみならず、子育ての様子も観察できるのが良いですね。隠れている個体を探すというコンセプトに沿って生息基質としてオゴノリが入れられていて、静止画としては全く見分けがつかないながら、盛んにヘドバンをしているので肉眼でわりと容易く見つけることができます。展示の題材として優れていると思います。


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